2005年08月21日

●[バンドン デューンズ]ちょっとコースを紹介

bd009.jpg

Bandon Dunes Golf Resortには2005年8月現在、3つのコースがあります。1999年にBandon Dunes。2001年にPacific Dunes。2005年6月にBandon Trailsがオープンしました。

伊集院氏の本に寄れば、マークカイザーと言う、再生紙のグリーティングカードで富を得たシカゴの大富豪が、ゴルフに適した土地をアメリカ中探し、このBandonと言う土地を探し出したのです。デビッド・マクレイ・キッドは、カイザーにキッドの構想である"地元の人の手で、重機を使わずに設計する。"と言う自分の基本思想を示しました。カイザーはキッドの構想に共感しキッドに最初のコースBandon Dunesの設計を任せたのです。(詳細は伊集院氏の本を是非読んでください。)

Bandon DunesはLinksです。地形はまさに元のまま、そこにフェアウェーとグリーンとティーを置き、完成させました。しかし、きみさらずほどのマウンド、グリーンアンジュレーションはありません。まさに自然のままと言う表現がぴったりかと思います。

bd010.jpg

Pacific DunesはBandon Dunes 完成後、今度は著名な設計家Tom Doakが設計したコースです。こちらもBandon Dunesと同じくLinksです。伊集院氏の著書では、Bandon Dunesが兄、Pacific Dunesが妹と言う表現をしています。私の印象ではこのPacific Dunesは景色が一番印象的で、"カッコいいなぁ~"と言う印象でした。

ゴルフコース好奇心―そうだったのか。ゴルフが楽しくなるコースの見方
マサ・ニシジマ
ゴルフダイジェスト社 (2005/08)
売り上げランキング: 56,165

最近発売になったマサニシジマ氏の著書"ゴルフコース好奇心"によると、Pacific Dunesの9番ホールは2グリーンホールとして、インコースはパー3が4つある事が有名であると記されています。出発当日、偶然にこの本を手にし、行きの飛行機でむさぼるようにこの本を読み、Pacific Dunesを回るのがさらに楽しみになりました。

bd011.jpg

Bandon Trailsは完成してまだ3ヶ月の新しいコースです。こちらはLinksではありません。木々の中を行く林間コースと言う事になるのでしょうか?しかしBandon Dunse、Pacific Dunes同様、荒々しさは十分に表現されており、また非常に絵になるコースです。設計はこちらも現代ではトップ設計家として名高い、Ben CrenshawとBill Cooreのコンビです。実は当初の予定ではBandon Trailsを回る予定はありませんでした。しかし前述の"ゴルフコース好奇心"を読んでこのコースも回りたいと強く思うようになりました。

そしていよいよラウンドになります。つづく…



Posted by うゑだ at 2005年08月21日 22:21 | トラックバック
コメント

公式サイトでPacific Dunesのコース写真を見ていて気になった
9番の2グリーン。これはなぜこうなっているのでしょうか?
もし御存知でしたら教えていただきたいです。
(御紹介の本を読めば書いてあるかもしれませんが)

うゑださん的には
Pacific Dunes>Bandon Dunes>Bandon Trails
というラウンド前期待度で、
これがラウンド後にどう変わったのか、
ラウンドレポートを楽しみにしています。

それにしてもとても詳しいレポート、
本当にタメになります。ありがたいです。

Posted by こぶ at 2005年08月21日 23:10

なんで2グリーンになったのかは?です。
期待度などに順番はありませんよぉ~(笑)
どのコースも期待だ1000%でした(笑)

Posted by うゑだ at 2005年08月22日 15:34

マサ・ニシジマです。日本のゴルフ関係者の方からこのサイトの情報を頂きました。
ゴルフコース好奇心を一読して戴きありがとうございます。
ご質問にありますPacific dunesの9番2グリーンですが、夏冬の風がまったく逆になる為、
砂丘の真上とその砂丘の左下にグリーンを設けました。Pacificは総工費僅か350万ドルで造ったコースです。オーナーのマイク・カイザーは、雑誌などでは大富豪と紹介されていますが、シカゴで再生紙ビジネスで成功し、富を得た方で、苦労人だけに地味で素晴らしい人格者です。我々が最も尊敬する人物です。
芝はコロニエルベントとファインフェスキューの混合で、そこに2年かけてポアアニュア(カタビラ)が混ざり、現在の素晴らしいリンクスグリーンが完成しました。
Bandonの3コースは共に世界Top100にランキングされています。楽しまれて下さい。

Posted by Masa Nishijima at 2005年08月28日 03:38

マサ ニシジマさんご本人からのコメントでビックリしています!!ありがとうございます!!

http://www.bandondunesgolf.com/pacific_hole9.cfm

にホールガイドがありますが、今の季節は基本的にちょっと右からのフォロー。グリーンは右のグリーン(砂丘の真上)でした。

冬の風はちょうどアゲンストな感じですが、この風の時は左側のグリーンを使うとなると、ちょうどその砂丘の真上の尾根(?)が少し風除けになる感じなのでしょうか?

何か深い意味がありそうですが、今の私にはまだ理解出来てません(^^ゞ

日本の管理上の問題からの2グリーンとは意味が違いそうですね!!

Posted by うゑだ at 2005年08月28日 13:40

Masa Nishijimaさん:
 す、すごい、すごいです!
まさかご本人から回答いただけるとは。
まさに光栄の至りです。
ありがとうございます!!

この本については、上記コメントを書いた数日後に購入して、
すぐに読破させていただきました。
ゴルフの原点のリンクスコースにかける想いが伝わってきて、
絶対にいつか本物のリンクスコースをプレーするぞ、
と改めて決意させられました。

Pacific Dunes #9のダブルグリーンについては、
つまり最大のハザードである”風”を最大限に活かすための
設計だということですね。

質問に答えていただいて、
本当に、本当にありがとうございました。

うゑださん:
 御本人からコメントを寄せていただけるとは、
このBlog、ホントにスゴいですね。
そしてもちろんうゑださんも。

僕は単なる一訪問者に過ぎませんが、
なんだかすごく感動してしまいました。

Posted by こぶ at 2005年08月28日 15:13

マサ・ニシジマです。Bandon Dunesファンの皆様に、ひとつお伝えするのを忘れました。
Crenshaw/CooreのBandon Trailsですが、実はBandonでは第4番目のコースになります。第3番目としてSheep landコースというマイク・カイザーとそのシカゴの投資家グループ19名用に、Doakがメイン設計したプライベートコースがあり、Pacificの北に位置します。グリーンとガードバンカーのみを造った後
に、カイザー氏は羊60頭を放し、彼等にあるがままのバンカーを造らせました。
このコース、実は指定されたティインググランドはありません。昔のリンクスがそうであったように、砂でティを作り、グリーンの側から
打っていく、まさに古典的リンクスのプレースタイルです。残念なのはゲストの方は一切立ち入る事ができないコースなので、Trailsが
第3コースとして紹介されているのです。
将来的にはあと3コースを造る計画があり、
Bandonは7つのコースを持つ事になります。

Posted by Anonymous at 2005年09月02日 03:28

マサ・ニシジマさん:
面白いエピソードありがとうございます。コース用地は一杯ありますね。パシフィックデューンズの北側に次のコースを作るとキャディさんが言ってました。

でもそのsheep landコース面白そうですね!!回れなくても、歩いてみたいですね。

Posted by うゑだ at 2005年09月03日 00:57

将来的には7つのコース。
すごいですね。パインハースト並みでしょうか。
でもそうなるとあまりにも大きくなりすぎる前に、
早めに一度行ってみた方がいいようにも思えますね。
あまりにも巨大リゾート化が進みすぎると、
現在のゴルフ好きの穴場的な雰囲気(?)が
薄れるのかなぁと。

そしてSheep Landコース。
すごいアイデアですね。
古典的な方法で作り上げ、
古典的な方法でプレーする、
まさに古典的リンクスコース。
超Private Courseとは言え、そんな発想で作られたコースが
隣に存在することは、間違いなくBandon Dunes Golf Resort
全体の評価をさらに高めることになりそうです。

Posted by こぶ at 2005年09月03日 11:27
コメントしてください




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)